【創業記】よく聞かれる -その5-

「お店って、どうやって始めたんですか?店主さん、一人ですよね?」

飲食店って、始めるのは意外と簡単なんですよね。
ざっと必要なのは、「売るもの、売る場所、あとはしばらくの運転資金」。
始めるだけなら、他業種よりもハードルは低く参入できます。
こちらが売りたいものを買ってくれる人がいればいいわけですからね。

ただ、長く続けるのはとても大変。
10年後に残るのは、その10%と言われています。

うちみたいなスモールビジネスは、ブームに流されて消えないよう、しっかりした事業計画が大切です。

今思えば、
幼少期からぼんやり思っていて、
10代の頃には輪郭が見え、そういえば高校~大学の頃には、将来どうやってメシ食ってくか考えながらいたように思います。
20代に力を蓄え、
30代になって、やっと思い通りに落ち着いた感じです。

でも、こうやって頭の中にため込んだものがあってこそ。
料理やお菓子、飲食関係やスタートアップの本はたくさん集めて読みました。
私の場合、ため込んでた期間が長かったので、動き出してからは比較的早かったように思います。
事業計画、資金調達、物件探しが1年でまとまり、28歳の時に創業しました。

■1年間に創業準備としてしたこと■
・事業計画書作り→使えそうな制度を調べたり、業界研究したり、コンセプトや販売計画、商圏調査などと、大まかまでは自分で作った。ISICOのよろず支援拠点が、最初は無料でおすすめ。変な個人コンサルとかセミナーにお金出すより、こっちの方がいいよ!!後にスクールに持ち込んだ時に、「あなたのは大体できてるね~細かいとこだけ詰めようね」と言われたくらい。
・創業スクールに通う→事業計画書の仕上げや、その他の実践的な事を学んだり、先輩創業者の話を聞けた。他の事例を知ることで自分なりのお店作りにも役立った。
・ティーレッスンに通う→お店を始めてからも通っていたので、月1回4時間くらいのレッスンを通算2年半くらい。
・いつでも創業できるようにバイトや、派遣の食品工場勤め→バイトは10か月、食品工場は4か月くらい。特に食品工場は、大きな量の加工についてとても勉強になった!
・物件探し→始めの1軒は観光エリアでコンセプトや現実的にいろいろ結局ダメ。他にも仲介業者にもお願いしていたけど、年末ギリギリに自分で見つけたテナントに年始すぐ決定!
・資金調達→創業スクールからつないでもらって地方銀行から創業資金をゲット。自分だけよりも、中小企業診断士や保証協会を頼ると心強い。それに、将来のためにも金融機関と繋がっておくのはとても大事。資金がショートしていざ必要になってからだと手遅れになることも。
・カフェ巡り→コーヒー、紅茶、ランチなど関係なく県内行ける所は行った。
・仕入れ先探し→東京の展示会まで行ったり、卸問屋を直接訪ねたり。足と舌で稼ぐ!!
・メニューやレシピ作り→前職の経験が役に立ったし、もともとのお菓子や料理作りが役に立った。
・原価計算→これはただ計算するだけよね。エクセル使えるとなおよし。


つまり、何事も入念な準備が大切ってこと。

あとは、だらだらと「今は準備期間で~す、いつかお店するのが夢で~す」みたいな過ごし方してると、ちっとも進みませんし、マジ夢で終わる。
創業はできても、成功はしにくいように思います。

熟成期間に詰め込めるだけ準備を目いっぱい詰め込んで、創業自体はさっと済ますのがコツではないでしょうか。
気持ち的にも、資金的にも、体力的にも、だらだらと成果なく同じ状況が続くのはしんどいですもんね。
ゴールがはっきり見える方がよきかと思います。

つづく。